「いつかはメカニカルキーボードを買おう」
そう思いながら早1年ほど経過してしまったのですが、先月ついに使用していたキーボードが壊れまして……
せっかくだしメカニカルキーボード買ってみようかとAmazonやら楽天やら検索しまくったのですが、
Mac用のメカニカルキーボードはまあ少ないこと!
有名どころのREALFORCEやHHKBでもよかったんですが、いかんせん高くて即決はできずうだうだ探していたら
見つけたんです。
こいつです
購入の決め手は
- そもそもMac対応のメカニカルキーボードが少ない
- 疑似Macモード搭載
- なにより安い
疑似Macモードって何?ってのは後述していますのでそちらをご覧ください。
あとなぜかはわかりませんがAmazonだと1万円を切っていたので、僕はAmazonで購入しました。
1週間ほど使ってみた感想など書いていきますので、Mac対応で安いの気になる!って方は読んでみてくださいな
見た目・付属品
まずは見た目から。
さすがメカニカルということなのか、箱はなかなかにメカメカしい印象。
やはり精密機器扱いなのか、以前購入したキーボードよりは丁寧に梱包されていました。
内容物はシンプル
- キーボード本体
- キーキャップ
- PC接続用USBケーブル
そしてキーボード本体
おそらく写真でも伝わるとは思いますが,
全体的にマットなブラックでぱっとみおしゃれですよね。これだけでも結構テンション上がります。
この後説明する疑似Macモードで使用するキーキャップもしっかりマットに仕上げられています。
疑似Macモードについて
疑似Macモードとはなんぞやという方に向けて。
このキーボードもともとはWindows用のキーボードなので最初はWindows用のキー配置になっています。
ただ、キーボード本体の裏側にDIPスイッチというキー配置を変更できるスイッチが搭載されていて、そのDIPスイッチをオンオフすることでWindows用のキー配置・Mac用のキー配置にそれぞれ変更できるようになっているんです。
この状態がデフォルト(Windows用のキー配置)
そして以下の画像が僕がMacで使用する際の設定
2, 3, 4がオンの状態で使っています
この2, 3, 4番のスイッチをオンにすることで具体的に何が変化しているのかというと、それぞれ以下の通り。
- 2番のスイッチ → 左caps lockを左ctrl
- 3番のスイッチ → 英/かなの切り替えをEsc
- 4番のスイッチ → Winとaltの場所を入れ替え
このようにキー配置をキーボード側で変更することで、Mac純正のMagic Keyboardと限りなく同じキー配置に変更しています。
ただこれだけでは見た目上はWindows用のキーボードのままなので、それぞれ配置を変更したキーのキーキャップを付け替えて終わりです。
キーキャップ変更前
キーキャップ変更後
これでほぼほぼMacの純正キーボードと同じように使用できます
が、しかし
Magic KeyboardなどのMac専用キーボートとは違って、スペースキーの横に英/かな切り替えのキーが存在しません。
正直Macのキー配置に慣れきっている僕にとっては大きなデメリットでした……
ではどのように英/かなを切り替えるのかというと、以下のように複数のキーを同時入力する必要があります。
- 英数にしたい場合 → [Ctrl] + [Shift] + [;]
- かなにしたい場合 → [Ctrl] + [Shift] + [J]
僕は3日ほどで慣れることができたので現在は無意識に切り替えができるくらいになりました。
ですが、タッチタイピングが苦手な方にとっては英/かなを切り替えるたびにいちいちキーの位置を確認しながら複数入力するのは結構ストレスだと思います。
どうしても安いメカニカルキーボードが欲しい!という理由でないのなら、購入は一度考えたほうがいいかもですね。
※Windowsで使用する場合は通常通り左上にある英/かな切り替えキーを押下するだけなので心配ありません。
ただ “DIPスイッチを使用すれば別途ソフトを用意しなくてもキー配置を自分好みにカスタマイズできる” という点は非常に便利なので、「切り替えの時だけ複数入力すればいいだけでしょ?」みたいな方にはおすすめできます!
大きさ・打鍵感・打鍵音
続いて大きさや打鍵感などについてです。
1. 大きさ
大きさに関しては純正のMagic Keyboard(テンキーレス)とほぼ同じです。
Magic Keyboardと決定的に異なるのはキーボードの高さで、こちらは写真の通りかなり高低差があります。
とはいえMagic Keyboardが極端に低い作りになっているためこのように高く見えてしまうだけで、普段から他の標準的なキーボード使用している方であれば特に違和感なく使えると思います。
ちなみにマウス(G402)と並べるとこのくらいです。
2. 打鍵感
打鍵感はですね……すこぶる良い……良い……
メカニカルキーボードはちょろっと触ったことはあっても、がっつり普段使いするのは初めてなので、
「ああ、これがメカニカル……」といった感想です。笑
一概にメカニカルキースイッチ搭載といっても色々あるらしいのですが、このBLACK QUEENキーボードにはメカニカルといえば!!!な
ドイツ CHERRY社が製造する CHERRY MX(茶軸)が搭載されている
ので、信頼性抜群!耐久性心配なし!ということなんだそうです。
他にも同じくCHERRYのMX赤軸、静音赤軸、銀軸などラインナップがあったのですが静音赤軸と銀軸は生産終了してしまったようで、現在は赤軸と茶軸のみが販売されています。
4. ゲーム使用も問題なし!(静音性・反応速度)
僕はPCゲームなんかもプレイするのですが、こちらもいままで使ってたメンブレン式と比べるとすこぶる快適です。
メカニカルキーボードって打鍵音がガチャガチャとうるさいイメージだったので(使ってる本人は心地良い)ボイスチャットで耳障りになってはしまわないか心配でしたが、友人曰く「全然気にならなかった」とのことで静音性は問題ないようです。
反応速度についても違いがあるのか、fortnite, CoD, Destiny2などのTPS・FPSゲームやosu!(音ゲー)で実際に遊んでみましたが、特にosu!みたいな音ゲーだと入力の反応速度が格段に速くなったと感じました。
やっぱり自分の感覚と同じタイミングで入力されるっていいですね!以前のキーボードを使用していた時よりは記録が伸びました!嬉しい!
一応ゲーム用途も意識しているのか、6キーロールオーバー・アンチゴースト機能搭載ということで、Fortniteみたいに複数のキーを連続で細かく入力するゲームでも誤動作は起きていません。
キーボードが変わるだけでこんなに楽しいんですんね!
バックライト
やはりゲーミングキーボードを意識してなのかバックライトも搭載していて、青・オレンジ・またその二色の組み合わせでかなり細かく調節することができます。
青
オレンジパープル(二色とも最高光度)
あくまでオレンジと青の組み合わせの色にしかならないのですが、光量の強弱によってピンクっぽくしたりもできました。かわいい。
かわいい
また点灯消灯をくりかえすブレスモードもあって、設定によっては結構存在感あります。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。最後に要点をまとめておきます。
- マットなブラックでおしゃれ
- 疑似Macモード搭載でWin/Mac両方で使用可
- Mac使用時の英/かな切り替えは複数キー同時入力が必要
- 大きさはMagic Keyboardと同程度
- CHERRY MXスイッチ搭載で打鍵感・耐久性良
- 6キーロールオーバーアンチゴースト機能搭載
- バックライトはオレンジ・青・組み合わせ可
- REALFORCEなどと比べると1万円以上安い
こんなところでしょうか。
正直最初は値段が高くても長年使えるならREALFORCEとかHHKBかなーとか思っていたのですが、たまたまこのBLACK QUEENキーボードを見つけられてラッキーだったなと思います。
今後どこかのタイミングでMacからWindowsに移行して完全にWindowsのみでの運用というのも考えていたので、個人的にはそこもポイントでした。
ということで、疑似Macモード搭載メカニカルキーボード BLACK QUEENを使ってみての感想でした。
なぜか楽天よりAmazonのほうが6000円ほど安いので、こだわりがなければAmazonでの購入をおすすめします!
では!
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