Amazonとか楽天でよくある安価なゲーミングヘッドセットって買っても大丈夫なの?
実際どうなの?
安物買いの銭失いにならないの?
と購入を迷っている方に向けて、僕が実際に購入してみた、おそらくAmazonなんかでも最安値の部類であろうNISONGのゲーミングヘッドセット
についてレビューしていきます!
価格と見た目
ゲーミングヘッドセットを購入しようと決めてから様々な商品を見てきましたが、このNISONGのヘッドセットは安価なヘッドセットの中でもダントツで安いです。
まあ内心、価格が価格なだけに使い物になるのか心配でした……
しかし他の安価なヘッドセットは見た目が派手な(個人的にはとてもダサい)ものが多かったため、「シンプルでかっこいいしいっか!」と思って買ってみました。
正面から
横から ロゴも控えめで良いね!
左耳後部には音量調節ダイヤルが付いている
僕はPS4メインでゲームをしているので、いちいちPSボタン長押ししてメニューから音量を変更して……という手間が省けるのはとっても嬉しいです。
この見た目でヘッドバンド部分もステンレスでしっかりしていて1,199円(3/4現在)ってめちゃくちゃ安いですよね。
ちなみに僕が購入した当時は1,900円くらいでした。悲しい。
音響について
続いて大事な大事な音響に触れていきます。
正直、リスニング用として売られている普通のヘッドホンと比べると流石に音質は負けます。ただゲーム用として割り切って評価すると
すこぶるコスパ良いです。コスパモンスターです。
最近はFortniteばかりプレイしているのですが、このゲームは敵の位置把握が非常に大切なんですよねー。他のFPS, TPSゲームとは違って建築という要素があるため、敵が上下左右どこにいるのか常に把握しておかないと、一瞬で不意を突かれて「よくわからんうちに死んだ!」なんてこともままあるわけです。
このヘッドホンを購入する以前はモンハンとかやるときに使用していたイヤホンタイプのヘッドセットでFPS, TPSもプレイしていたのですが、さすがゲーミングと謳うだけあって音の位置、方向がわかりやすい。
- あの建築の下にこもっているな
- 今右側の壁を編集したな
- こっちから登ってこようとしてるな
といった細かな状況把握もしやすくなったため、イヤホンタイプのヘッドセットと比べると判断スピードも上がったと実感しています。
マイクについて
マイクについて、いつも一緒にプレイしている友人に感想を求めてみたところ
「今までの(PS4純正の片耳ヘッドセットとSONYのマイク付きイヤホン)より聞き取りやすいわ」
ということでした。NISONGのヘッドセットにはノイズキャンセリング機能も付いているらしいので、そのおかげかも知れませんね。
マイクを口の前まで持ってくると鼻息など不快な音まで聞こえてしまうらしいので、まっすぐ前に伸ばした状態で使用しています。
メガネで長時間使用しても痛くない!!!
以前別の記事で「メガネでも痛くないヘッドホン」を紹介したことがあるのですが、そのヘッドホンとは異なるタイプの痛くないです。
このNISONGのヘッドセットはイヤーパッドが大きく非常に柔らかいため力が分散するのか、メガネにヘッドホンで長時間使用したときの “メガネのつるで圧迫される部位が痛くなる” 現象が起こりづらいようです。
目薬がすっぽり収まるくらいの大きさ
ふにふにです
また、ヘッドバンドは僕史上初の自動調節タイプ。
これまで買ってきたカチカチ調節するタイプのヘッドホンに比べるとゆったりとしたフィット感。自分で調節するタイプのヘッドホンだと自分の頭の形に合う位置を発見できればしっかりとフィットするのですが、メガネをしているとフィットしすぎても痛いんですよね。
この点は自動調節バンザイです。
あと使う際に頭にすぽっと乗せるだけで、いちいち調節する必要がないのは単純に楽ですね。
接続方法
接続方法についても簡単に。
標準状態では4極プラグでの接続ですが、3極変換アダプターも同梱されているので古い型のサウンドカードを使用しているPCなんかでも使用できます。
4極。スマホ用のマイク付きイヤホンなんかは4極です。
3極アダプターを着けた状態。緑が出力で赤が入力のやつ。
ちなみに写真の通りUSB端子もついていますが、これはマイク&ロゴのライトの電源を取るためのもので、USB端子単体での音声の入出力はできません。
こんな感じで光るよ!
別に光らなくてもいいよという人は接続する必要はない。
僕も「別に光らなくても」って思ってたけど、実際光らせてみるとそれはそれでテンション上がる!
おまけ – 音楽用のヘッドホンではダメなのか
ここはおまけですので気になる方は読んでみてくださいな。
正直なところ、5000円やそこらで買えるような普通のヘッドホンはゲームには向いていないものが多いなという印象です。
僕の手元にも10000円以下のリスニング用ヘッドホンも複数あるので試してはみました。
しかしどのヘッドホンもリスニング用に調節されているためか、ゲームで使用してみると
- 聞き取りたい重要な音以外の音が大きく聞こえ過ぎる
- そもそも音の方向が認識しづらい
という具合でイヤホンタイプよりも聞き取りづらいのではと思わされる結果でした。
「ならば高価なヘッドホンなら良いのか?」という話になりそうですが、
“場合による”ですね。
- ボイスチャットは使用しない
- ボイスチャット用のマイクを別途用意できる
という方であれば、それでも良いのではと思います。
僕が所持しているSHUREのSRH840を例に出しますと
リスニングはもちろんのこと楽曲作成時のモニター用としても使用できるくらいのヘッドホンなので、音の方向や距離感なんかも非常にわかりやすいです。ゲーム用としても使うことはできるでしょう。
「ゲーム以外でも使用したい!音質にもこだわりたい!」
ということであればこういったそれなりに高価なヘッドホンを購入するのも手だとは思います。
しかし例に出したSRH840なんかはちょっと重めで、長時間のゲームにはあまり向いていないのが実際のところ。
やはり純粋に音楽用途のヘッドホンとゲーム用途のヘッドホンではそもそも目的が異なるということですね。
結局何が言いたいのかと言うと、個人的には
「音の方向さえ把握できれば音質なんてどうでもいい!!!」
と考えているので、
高価なヘッドホンを買わずともそれと同程度に位置把握が可能なゲーミングヘッドセットを使ったほうが良いと思うよ!ということですね。
まとめ
最後にこのヘッドセットについて簡単にまとめ!
- ゲーミングと謳うだけあって敵の位置把握しやすい
- メガネでも長時間余裕
- シンプルでかっこいい!
- 光る!
なんだかんだ書きましたが、やっぱり決め手は
安くてデザインがかっこいい。
これに尽きますよね。
価格も中学生のお小遣いでも余裕で買えるくらいの金額ですし、とりあえず試してみるのもアリかと!
それでは!
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