ふと高校時代の恐怖体験を思い出したから書くけどさ。
無言でしかも真顔で後ろから全速力で追いかけてくる友達がいたのね。あれさ、ほんと怖いからやめようね?
人生で一番の恐怖だった
想像してみてよ。
つい1秒前まで普通に話しながら並んで歩いてたのにさ、全速力で自分に向かってくるんだよ?
しかも友達ってところが恐怖を倍増させるポイントでさ、確かに知らない人がいきなり自分に向かって走ってきても怖いけど、このくらいだと思うの。
知らない人「…」ダッダッダッダッダッダッ
自分「!?…」ビクッ
刺されるんじゃないかとか、そういう普通の恐怖ね。
でもさ、友達で想像してみてよ。
自分「〜でさー、お前どう思う?」
友達「…」
自分「ねえ、聞いてる?」
友達「…」
自分「え?なになに?急にどうしたんだよ笑 ってか遠くね?笑」
友達「…」タッタッタッ
自分「え?え?」
友達「…」ダッダッダッダッダッダッ!!!
自分「え、ちょま、えええゔわ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!」
全力で逃げる自分を通り過ぎ走り去る友達。しかも深夜。
怖さの理由
これってさ、クレヨンしんちゃんの映画ヘンダーランドの大冒険で、一緒に帰ってきたみさえとひろしが実は人形だった時と同じ怖さだと思うんだ。
よく知っているはずの人間が無感情になって自分めがけて全力疾走してくるんだよ?不気味すぎて泣きそうだよ…
しかもこの怖さが本領発揮するのはこれから。
友達が走り去る
↓
深夜、夜道に一人ぼっち
↓
友達は呼んでも帰ってこない
↓
あれ、おかしくなったのって本当に友達だけ?
↓
以降普通の通行人すら恐怖
この時点でプチパニック状態。なんとか安心しようと、ここからは恐怖を拭う作業に入る。
近くのコンビニに入店
↓
店員さんは普通
↓
「なんだよー。やっぱりあいつのイタズラかよー。」安心
↓
店を出る
↓
向かい側の歩道に友達発見
↓
「お前ああいうの怖いからやめろよー笑」
↓
友達直立不動
↓
「いやいや、もういいから笑」
↓
友達全力疾走
↓
「え、ちょま、えええゔわ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!」
まとめ
この後友達はいつも通りに戻って、Lチキを奢ってくれた。大好き。(チョロい)
このイタズラにはコツがあるらしい。もしかしたら需要があるかもしれないから、一応まとめるね。
- 追いかける前の無言期間は、できるだけ真顔で友達の顔を凝視する
- 走るフォームが綺麗であるほど怖い
- 走り去った後は一人ぼっちになる時間を作る
でも、絶対やらないでね?
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